■カタストロフィは善人が生き残り、悪人が裁かれるという、審判なのでしょうか?
審判の意味もあるの。どうしても己の罪の償いはしなくてはならないの。しかし全ての人はカタストロフィーを経験することで、夾雑物を全部とり去られて、神が作ったままの姿になるの。
たとえ悪いことをした人でも、夾雑物がそうさせただけで、本当の姿ではないんだからな。誰でも本当は、素晴らしい神の子なの。
■カタストロフィがあるとしたら、調息法で健康になったり、結婚して幸せになった人は、
幸せから一転してつらい状況になる。かえって不幸ではないでしょうか?
そんなことはないの。大断言をすればカタストロフィーが避けていくがな。根室でのできごとを思い出して欲しいの。自動車にまで、雪が降らなかったんだぞ。根室のできごとのおかげで、このように貴重なことがわかった。本当によかったよ。
■我々が今までの人類の穢れを一手に引き受けて、みそがれる時期に居合わせるのはなぜでしょうか?
その人の御霊の因縁があるの。君達は、何万年も前から何回も人生を経験してきている。その間にいろいろ間違えたことをして、魂に穢れがついてきた。泥水をかぶったり、いろいろなことをして、今のような状態になっているの。
カタストロフィーが起きて、今度は本当にみそがれる。そして己も目覚める。外からも内からもきれいになって、神が創った本来の人間の姿に戻るわけや。そこまできれいにしてもらわないと、どうにもならないの。
カタストロフィーの後は、永久ではないが何万年も平和な時代が続くの。今度は人間が今より利口になる。他の天体では我々が想像もできないような素晴らしい世界を実現しているが、そのレベルに近づくのや。
■私たちがこの時代に生きているのは、みそぎを受けたいと考えてのことなんでしょうか?
己が選択していることが、これから実現するの。これまでの汚れを落としてもらい、内側から活性化されて、細胞がイキイキしてくるの。己は、みそぎがあることを知っているし、深い部分の己は、カタストロフィーを喜んでいるの。でもそのことに気がつかない人が大部分なの。
■太陽系の他の惑星にもいろいろな生物がいるとのお話でしたが、
先生にはそれが見えるんでしょうか?
最近、有り難いことに、宇宙人との接触ができるようになってきたの。接触した宇宙人がいろいろなことを教えてくれるから、太陽が光らない冷たい星であることがわかったの。太陽の温度は26度だから、人間は太陽に住めるのや。わしは、太陽が光っているはずがないと考えていたんだけれど、宇宙人は実際に太陽へ行って確かめているの。そうした宇宙人とコンタクトしている人が、事実としてわしに教えてくれているの。
■宇宙人とコンタクトしてるグループがあるんですね?
日本にもたくさんあるがな。日本だけでなく世界中にもたくさんいる。彼らも、俺が考えていたのと同じようなことを言っているなと思ったの。
■先生は宇宙人がいると思ってらっしゃったんですか?
当たり前だがな。そう思わざるをえないだろう。何でそう思わないのか、その方が不思議だよ。100億兆もある星の中で、地球だけに人間がいると考える方がおかしいがな。
■先生は長い間、太陽は光っていないと思っていらっしゃったんですか?
70年前にそう発表したがな。でも何の根拠もなかったがな。常識で考えて、太陽は光るはずもないし、熱を出すはずもないと思ったの。これまで証明する方法がなかったけれど、科学者の関さんが証明してくれたがな。それに外国でも証明されるようになってきたよ。重い物が下に落ちるのと同じことなんだから、なぜわからないのか不思議だったの。言われてみれば君達もわかるだろう?
■もし肉体は死んでも魂は死なないのであれば、
カタストロフィが来た時、災害への不安を抱いてジタバタするより、
家族そろって死んでしまった方が楽なのではないでしょうか?
これまでの常識で考えたらその通りだがな。でも、カタストロフィーは魂を磨いてくれるチャンスなの。己の深いところでは、そのことを知っているはずなの。
■カタストロフィーは、己の望みを実現できるチャンスなんですね?
そうなの。でも己の望みをどのくらい知っているかは個人差があるの。強く知っている人と、そうでもない人がいるがな。強く知っている人は、カタストロフィーはいい機会だと喜ぶがな。僕みたいに、その時に生きていない者はちょっと寂しいけれどね。
■先生は、その時には生きていらっしゃらないんですか?
100歳まで生きれば結構だがな。今97歳だから、あと3年でこの世界はもう十分。やるべきことはやったし、言うべきことは言った。もうあちらに行きますがな。でも「だめだおまえは、もう少しそちらにいなければダメだ」と言われたら、この世にいるけれどね(笑)。だって、あちらの世界の方がいいことがわかっているんだから。実際に見てきているし、向こうの人とも接触しているし。
僕は人間の寿命が100歳だと思っているの。動物の寿命はたいてい成長期の5倍くらいなの。人間の成長期を25歳とすると、それを5倍した125歳が人間の寿命だと言われているでしょう。
確かに肉体は25歳くらいまで成長するの。でも脳細胞の成長は20歳でストップして、それ以降は1日10万個づつ死んでいくがな。20歳を5倍すると100歳になるだろう。だから、100歳まで生きて当たり前なの。長生きじゃなくてそれが寿命なの。君たちもそこまで生きられるがな。
だから僕も100歳まで生きれば、それでいいの。だって、むこうがいいことがわかっているんだから。やるべきこともしたし、こんなケチなところに長くいたくないがな。調息法を広めるための種もまいたから、あとは君たちが広めてくれるだけだよ。一人でも多くの人に調息法を知ってもらって、カタストロフィーを乗り切るか、安心して向こうの世界に行って欲しいの。
3次元の世界は不自由な世界なんだよ。歩くのに足は必要だし、乗り物は必要だしね。同じ3次元でも発達した惑星の連中は、歩く代わりに空を飛んでいるがな。いろいろな惑星を探訪している人たちもいるしね。もうたくさんだよ地球は。
■惑星の間を飛び回わっている生物もいるわけですね?
惑星の数は100億兆だぜ。地球は100億兆分の1なんだよ。進歩した星はたくさんあるの。地球はまだ進歩していない星で、これから進歩するの。人間は神に似せて作ってもらったのに、まだ神にはほど遠い。もう少し人間のレベルが上がれば、科学レベルも上がるから、惑星見物もできるようになるのよ。
■とても楽しそうですね?
人生はもともと楽しいものなの。苦しんだり悲しんだりするために、人間は創られたのではないがな。人生を楽しみなさい。人生はとても素晴らしいものなの。
■だれでも宇宙に行けるようになるんですか?
当たり前だがな。人間は神に似せて創られたんだぞ。みんな、神様と同じところに行けるんだよ。
人間はそのことを知らないで、本当にケチなところで生きているのや。君たちもケチなの。もう少し、大きくなれ(笑)。
■塩谷先生は、宇宙を飛び回っている霊的な存在とコンタクトを始めたのは
いつ頃からなんでしょうか?
それは霊的な存在ではなくて、肉体を持って3次元の世界に生きている存在なの。
そうした存在のことを知るようになったのが、いつからと聞かれてもわからないがな。ずっと前から、そんな存在があるような気がしていた。ただ終戦後に、霊とのコミニュケーションをしてから具体的に知るようになったの。
■なぜ先生は、降霊会をやめられたのですか?
我々にコンタクトしてくる霊のレベルは低いと思ったの。地球に関心を持っている霊はまだレベルが低いから、彼らの言うことは一面の真理もあるが、間違いもあるの。もっと高いレベルの情報が欲しいと思って、我々にコンタクトしてくれていた霊に「これまでありがとうございました」とお礼を言って降霊会をやめたの。
我々は霊の姿を目で見たり、彼らの声を耳で聞いたり心で受けとるだろう。だからどうしても受け取った情報に、己の知識や潜在意識が混じってしまうの。もちろん正しい情報を受け取る場合もあるよ。でも、なるだけフィルターなしに、情報を受け取りたいと思ったの。
それで、霊媒的な人間は一切シャットアウトして、自分で受け取るようにしたの。そうすると自分の進化の程度によって、受け取る情報のレベルが違ってくるがな。自分が進化すれば、それだけ純粋な情報が入ってくる。自分が清まって、霊に近づけばいいの。第三者を介してはだめよ。
自分が清まれば、それだけ高いレベルの存在とコンタクトできるようになるの。清まるということは、神に近づくことなの。夾雑物やゴミや曇りがなくなっていくから、メッセージを受け取ることができるようになるの。
カタストロフィーは自分を清めるチャンスなの。カタストロフィーがくると、みんな清らかになって、大いなる存在がわかるようになるの。ただ、カタストロフィーのおかげで人々が清らかになったとしても、大和のみ代を実現するためには、どうしても世界の中心が必要なの。中国の天山で、日本の天皇とユダヤ人の女性が出会うことでその中心ができるんだがな。
天山はすばらしいよ。草原の上に寝ころんだけれど、気持ちがよかったね。視界をさえぎるものがなにもないんだよ、見渡す限り草原なの。
しばらくすると、トイレに行きたくなった。男は構わないんだけれど、女性が困ったの。それで、女性が外を向いて輪を作って、その中心で一人一人が順番にトイレをしてね(笑)。
世の中には偶然はないの。俺が天山に行ったことにも意味があったろうし、調息法を広めることに一生懸命になるのは、そのような使命を持って生まれてきたからなの。
■先生は、知っていることを全て話されているのか?
それとも秘密にされている部分があるのでしょうか?
話していないこともあるの。君達に伝えるには早すぎるから、しゃべろうという気が起こらないの。今年の5月22日の講演で話した内容は、ずっとしゃべりたいことだったの。これまで100回も講演をしてきたが、全て人の依頼でした講演や。5月の講演は、真和界の主催だったから、好きなことをしゃべれた。だから話せたの。
依頼された講演であんなアホなことを話すと、主催者に気の毒だからね。「あんなことを話してもらうつもりじゃなかった」なんて言われたくないがな。
君たちは霊界のことを知らないから、いくら話してもわからない部分があるの。誤解が起こらないように、話さない方がいいこともあるの。