【ページ内目次】

  ■血液の癌から回復した ■子宮のポリープが消えた 
  酸欠、高山病に似た発作治まる & 妻の眼瞼麻痺も治った  失くしたボールペン出現
  狭心症症状改善 & 鼻の中のポリープ消滅  自分の周囲をハートで包む
  ■「正心調息法 忘れたころに叶ってる」 クリアチニン値改善

血液の癌から回復した-60代、男性 (2022年7月の報告)

私は 2021 年に極度の貧血症状のために医療機関を受診したところ、血液のガンの一種との診断を受けました。その後 3 か月にわたり計 3 クールの抗ガン剤治療を受けました。(1 クールにつき連続 2 日間の抗ガン剤点滴を受けます。)しかし、抗ガン剤の副作用がきつくて苦しくて、本来 6 クールまで行うところ、3 クールまでで止めました。

その後、程なくして正心調息法を知り、塩谷先生のご著書や YouTube 動画を拝見して自分でも取り組んでみました。すると、最悪期には赤血球、白血球、ヘモグロビン、血小板などの各血球数が正常値の下限の2/3 にまで落ち込んでいたのですが、正心調息法を始めてから 4 か月ほどで各血球数が正常値の範囲内に収まるようになってきました。
生活面でも例えば最悪期は息切れがひどくて地下鉄の階段が登れず、エレベーターまたはエスカレーターが必須だったのですが、今は元気いっぱい階段を駆け上がっています。血液ガンの病魔に苦しんでいた日々からあっと言う間に脱出することが出来、正心調息法は私にとって<命の恩人>と感じています。

そしてこの度は、塩谷先生の直伝を受けた岩崎さんから是非直接にご指導いただきたいと思い、正心調息法ネットワークの基礎講座を受講いたしました。
講座を通じて私の自己流の理解や遣り方に対して何点か修正していただきましたが、特に印の組み方について直していただいた時には、組んだ掌の中にゴーッと音を立てて何かが流れ込んでくるように感じられ、大変驚きました。正直に申しますと、私はそれまで<印>というものに半信半疑だったのです。

正心調息法と出会ってからまだ半年足らずですが、他にも、精神面、肉体面、社会生活の面などで沢山の果実をいただいていると感じます。私の拙い体験談がどなたかのお役に立つならば、嬉しいです。

<コメント>
7月下旬に基礎講座&実修会を受講された60代、男性からの報告です。白血病とは異なるようですが、血液の癌からの回復の体験談ありがとうございます。
この「体験談3」の一番最後の体験談にも、透析をされている女性が正心調息法を実践する中で、透析開始の目安となるクレアチニン値を下回ったという例を紹介しています。今回のご報告でも「各血球数が正常値の範囲内に収まるようになってきた」とのこと。おめでとうございます。
しかも基礎講座を受講する前の体験ですから、塩谷博士の著書を読み、自分で理解した範囲で素直に信じ切って実践することの大切さを教えてくれている内容ですね。

この体験談を現状水曜20時から1時間ほど雑談しているClubhouseの「正心調息法の井戸端」というルームで紹介。そこで、抗がん剤投与を止めてから正心調息法に出会うまでにどのような手法を探られたのか教えていただければ、という質問が有りました。そのことを「60代、男性」さんにお尋ねしたところ、詳細なお返事をいただきましたので、許可を得てここに紹介いたします。

■<60代 男性>  体験談補遺  2022年8月16日メール

「抗ガン剤治療を断念してから正心調息法に出会うまでに、他に検討してみた健康法、呼吸法とかが有ったのかどうか」とのお訊ねです。

抗ガン剤治療を止めるということは、ほとんど全ての病院・医院での通常の治療を断念するということになるので、もう自分の身体の自然治癒力・免疫力で治すしかないなと思い、そうした系統の手法を検討しました。検討の手段は、ネットと図書館から借りた書籍でした。

その中で、身体を温めるのが免疫力を高めるとの指摘は数多くの先生がなさっていましたので、入浴でしっかりと身体を温める、ショウガを食べる、暖かい服装をする、等の取組を行いました。

このほか、免疫力を高めるのではないかとの期待から、「健康法」と呼ばれるものでお金がかからないものを3~4種類ほど試してもみました。

一方、安保徹先生のご著書で「ガンの原因は低体温と低酸素」と指摘されていて、強い説得力を感じました。

そして低体温に対処する方法は上記のように比較的多く紹介されていますので、今度は低酸素への対処法を探し始めました。そして、いくつかの呼吸法を試しました。

しかし、健康法にしても呼吸法にしても、恐らくは私の自己流の遣り方がまずいのだと思いますが、「これだ!」と感じるほどのものには出会えませんでした。

そのような状況が一か月弱ほど続きましたが、本年2月13日の日曜日、塩谷先生のご著書「100歳だからこそ、伝えたいこと」を読んで大変な衝撃を受けました。自分の手帳のこの日の欄に<塩谷先生との出会い>と記したほどです。

どこが衝撃だったかを書くと長くなるので省きますが、直ちに正心調息法の実践を開始するとともに、図書館にある塩谷先生のご著書を片っ端から読んでいきました。

実践開始後数日で「これだ!これで間違いない。」と感じ、以後他の健康法や他の呼吸法の探索は、行っていません。開始後数日で感じた確信というのは、精神的なものでした。これまでなら動揺するような出来事がたまたま生じたのですが、どっしりと落ち着いて平然と対処できたのです。

その後、3月に行われた血液検査で、これまでの低迷状況からはっきりと数値の改善が見られ、私の確信はより強固なものとなりました。そして、毎月の血液検査で改善が続き、正常値の範囲内に入ってきました。

また、塩谷先生のご著書に倣い、先生がなさっていた玄米・野菜を中心とした食事、薄皮付き南京豆、冷水シャワーも行っています。食後の松の葉噛みについては、松の葉を得られる所を鋭意探しているところです。これらは、正心調息法の効果を更に高めてくれているのではないかと想像しています。

一方、抗ガン剤治療を止めてから、薬は一切飲んでいませんし、輸血も受けておりません。

以上、他の健康法、呼吸法も試してみたものの、それらに較べて正心調息法の効果は圧倒的なものと私には感じられたことを申し上げます。個人差もあると思いますのであくまでご参考として。

<コメント>
正心調息法に出会うまでの流れがよくわかるお話しです。ありがとうございました。
博士の著書を素直に読んでいただいたようで素晴らしいことと思います。
私は玄米採食にはしていませんが、南京豆は薄皮が着いたものを買ってきて食べています。博士の本を読んで試してみたら薄皮と一緒に食べた方が美味しく感じられましたので。
冷水シャワーは博士の著書を読む前から実践していますので、もしかしたら30年近くになるかも知れません。お風呂に浸かって身体を温めた後、全身に冷水シャワーを浴びます。身体が引き締まる感じがして気持ちがいいですよ。

もしこれからチャレンジしてみようかと思う方がおられたら、夏から始めると良いかと。水道の水は夏場は冷水と言ってもたかが知れています。夏場に始めて季節に従って徐々に冷たくなっていく水道水に慣れていけば、冬場の冷水でも気持ちよくなるのでは。どうしても冷水を身体に掛けるのが苦手な場合は、下半身とか脚に掛けるだけでも良いかと思います。ただ冷水をかぶる前には気を引き締めることも大切です。
松の葉、たしか黒松の葉だったと思いますが、これはまだ試したことは有りません。近くに黒松がないのが大きいですが、なんとなく抵抗感が有りますので(笑)。
ちなみに血液検査の数値が下がったことについての担当医の判断は、一時的なものだから抗がん剤治療を継続すべき、ということだったようです。

■子宮のポリープが消えた-A.I.さんの体験 2009年5月28日寄稿

「読んでみたら?」とカイロの先生から2冊の本を渡されました。一冊は脳科学についての本、もう一冊が「自在力2」でした。私はさっそく脳科学の本を読みはじめましたが、「自在力2」はしばらく置いたまま忘れていました。

だいぶたったある日「そういえば…」と思い出し、「自在力2」を手に取り読み始めると止まらなくなりました。塩谷先生のお考えはこれまでに出会った本やいろいろな講演会で習ったことと共通点があまりにも多く、「これは絶対本物!!」と何の疑いもなく信じられました。

さっそく次の日から通勤電車の中で本の写真を頼りに自分なりにやり始めました。右脳教育の勉強をした時に、宇宙のエネルギーを丹田に取り込みグルグルと高速に回転する光の玉のイメージをつくったことがあったので、それを呼吸法と一緒にやってみました。充息のときにその光を体中の毛細血管にバーンと行き渡らせるような感じにしてみたのです。

その時の願い事には、たまたま健康診断で子宮にポリープが3つほどみつかったので、その光が高速に回転しながらポリープを溶かすようにイメージしながら、「ポリープが溶けて亡くなった」という肯定文を言いました。

それから2~3日後にお腹の痛みがなくなったのです。「これは絶対消えたんだ!」と確信しました。案の定次の検診の時にはポリープはひとつもありませんでした。先生もびっくりでしたが、「呼吸法のお陰です」ともいえず「やっぱりなかった!!」と飛び上りたい気持ちで心の中で叫んでいました。

それからは、花粉症やぎっくり腰など次々に治って行きました。こんなに簡単に治ってしまって本当に驚きです。きっと「絶対効く」と信じて疑わなかったので、思いが現実化したのだろう思います。今は何冊か「自在力2」を買い込み、友人に貸しては「本物よ」と勧めています。この本に出会えて心から感謝しています。

<コメント>
ポリープが消えたと言われた検診の日、実はA.I.さんは手術の日を決めなければいけない日だったとのことです。講習会に参加された時にも、自分は素直に信じるタイプと言われていましたが、その素直さが好結果をどんどん引き寄せているのでしょうね。プラシーボ反応を誘発しやすいのはどういう性格の方かを調べたところ、とくに明確なものは見つからなかったそうです。ただ、強いて言えばやはり「素直」な方という傾向はあったとの研究が有ります。

■酸欠、高山病に似た発作が遠のいた & 妻の眼瞼麻痺も治った -KMさんの体験  1999年7月頃

友人に旧制中学時代の同級生でSIなる男がいる。
同級生だから私と同じ卯年の八十四才である。ある日、電話があった。

「来る何日どこそこでクラス会があるから出てこい」

彼は同窓会の幹事でもある。わたしは即座に断った。

「そう誘われても、その日に発作が起きなければいいが、近頃時々酸欠というか、高山病みたいな発作が起きるので、そのたび病院に行って酸素吸入するのだよ。外出の時は携帯用缶入り酸素をもって出かけるのだ。宴会でもしそうなったら皆に迷惑かけるし、今回は残念ながら欠席するよ」

SIは、「それくらいなら、今から深呼吸をやれば、間に合うかもしれん。どんどん発作が遠のくぜー」

彼はそういって塩谷先生の「大健康力」と云う著書をすすめ深呼吸の話をいろいろしてくれた。

彼が教えてくれた呼吸法というものは、吸った息を臍の下にぐいぐい押し込めばいいというのだ。
それだけで酸欠や高山病みたいな息苦しさから遠のく事が出来れば有り難い。病院で循環器系の診断待ちで二時間も三時間も待つことを考えれば金もヒマも大助かりだ。早速本を求め実行に移した。すぐ正心調息法を始めたのは金も暇もかからない上に、藁をもつかむおもいもあった。
結果、そう半月も経ったろうか。酸欠、高山病に似た発作が次第に遠のいた。

発作が少なくなると、すこしわたしは落ち着きを取り戻したのであろう。或る詩人が歌った「念ずれば花開く」とか、また「愚痴をこぼすと、愚痴をこぼすようなことがおきてくる」といった忘れていた言葉が俄に思い出された。

発作が起きない自信がつき、私はクラス会には出席した。そして、酒を飲んだ。
SIは、同級生で同格だが、発作の苦しみをSIのアドバイスによって解放されたことを考えると、SIに(師弟の礼)をとらなければならない。これはちょっと、残念だが。

そうこうしているうちに今度は、家内が眼瞼麻痺らしい症状で私と入れ代わり通院をはじめた。片目の瞼がさがったまま開かないのである。妻は、一方の目の瞼が垂れ下がって全く目が見えない。見える方の一方の目も視力が次第に弱くなった。これではやがて(めくら)になってしまうと妻は毎日嘆いた。

その上、病院では眼科、脳外科、神経内科とたらいまわしにされ、その上CTスキャン断層写真(部位頭部)、MRI検査、血液検査等々で妻はくたくたになった。検査結果は異常なしでよかったが、異常があったらそれだけで、妻は倒れてしまう。目がみえず、左膝が痛くて腕を組んでも歩くのが容易でないのだから、院内を歩くだけで神経が疲れきってしまう。私が倒れたら、と悲観的思いが頭をかけめぐる。SIが言う想念、内観をフルに使った。

幾日か経った。台所に立つ妻の後ろ姿が今日は何となく元気がいい。
「調子がいいようだな」と、言葉をかけると、振り向いた顔がいい。
妻は、「二、三ミリ瞼が開いたらしいの」と、言うのだ。

それから二か月。瞼は全開した。両目のピントはまだ合わないが、一見したところ目が悪いと人様にはわからない。現在はこの程度であるが、全快は近いと確信している。私の体内にも、妻の体内にもピチピチと蘇った細胞たちが目に見えるようである。

<コメント>
腹式呼吸が身体に第一に必要とされる酸素を取り込むのに有効なことは、いろいろな方が指摘されています。入院なんかしますと、指の先に器具を着けられて血中酸素濃度をよく測られます。95%以上なら問題なしということのようですが、その濃度が低い方でも腹式呼吸をすると早急に回復するようです。病院によっては手術前に腹式呼吸を勧める所もあるようです。
また正心調息法は本来は自力の方法ですので、自分で実修するのが一番な訳ですけれど、他人への祈りというのも効果があるということは、実験でも確かめられていることです。この実験例については「他人の健康に対しても影響を与えることができる」をご参照ください。


2021年8月現在、コロナ禍が継続中です。肺炎が急激に進行しすると肺が線維化して重篤に陥るとか。もしかしたらですが、これは呼吸が浅くて肺胞が活性化していないことも関係しているかも知れません。日頃から深い呼吸に心掛けて全肺胞を活性化しておくことは、コロナ罹患後に重症化しないための備えになるかも知れません。

失くしたボールペンが出てきた-SIさんの体験  1999年6月頃

昨年の春かねて私が融資の連帯保証人になっていた会社が不況のあおりで倒産状態となり、そのショックで心痛の余り精神的に落ち込み、体調を崩してしまいました。

何とか立ち直りたいものと心理学の先生の指導を受けたり気功を行ったりしていました処、昨年末ふと書店で手にしたのが塩谷先生の著書「自在力」でした。

初めて知った正心調息法を早速実習してみました。真和界の柿内先生から、今年の一月から西葛西で毎月調息法の説明会があると伺い、参加の申込をして一月から何回か出席してお話を聞く内、段々調息法の深呼吸も身に付いてきました。現在体調は今一つの状態ですが、落込で真暗だった気持ちは明るさを取戻し、希望を抱きつつ毎日正心調息法を実行して居ります。

最近不思議な体験をしました。去る五月二十日に以前長男からアメリカ土産に貰ったパーカーのボールペンを紛失してしまいました。その日は銀行へ行き、その後肩の治療を整骨院で済ませ、帰りのバス停でふと気になって上着の内ポケットを探ると、有る筈のボールペンが無いのに気付き、肩の治療の為上着を脱いだ際落したのかと思い引返して尋ねましたが見当らないとのこと、或は銀行に置忘れたのではないかと帰りに寄って聞きましたが矢張りありませんでした。書きやすいので永年使いなれて居り、愛着もひとしおだっただけに何とも悔やまれてなりませんでした。


家に帰りふと四月の真和界の実習会の時、女性の方が息子さんが財布を落したとの電話を聞いて直ちに大断言を唱え「財布は必ず戻る」と強く念じられたらその通りになったとの体験談を思い出し、私も早速大断言を唱え「ボールペンは必ず出る」と強く念じました。翌日になって有る筈もないと知り乍ら改めて上着を探ってみたりショルダーバッグの中を調べてみるなど未練がましい私でした。その時何となく塩谷博士の「物事をすべて前向きに考える」と云うお言葉がピンと来て何時迄も失ったものの事でくよくよしても仕方がない、それより拾った人が喜んで使ってくれれば良いと考えると大分気分も楽になりました。

翌二十二日、塩谷博士の講演会に出掛けようと長押にかけてあったハンガーから上着を取り外そうと手を掛けた途端バタンと畳の上に落ちたものがあり、見ると何とそれは失ったボールペンではありませんか、本当にびっくりしました。何度も探した上着から出るなどとはとても考えられない不思議な現象に只々驚くばかりでした。

更に私と家内が江戸川の区民センターに着いた時には既にシンセサイザーの演奏が始って居り、暗い中案内して下さった席が、偶然にも当日は大勢の中ではとても会へないと思っていた友人の本橋君の隣の席であったとは重ねがさね驚きました。

壇上では一時間半余り立ったまま原稿も見ることもなく講演された塩谷先生のお年を感じさせない元気なお姿を眼のあたりに接し、十三才年下の私がこの様な有様で何とも恥ずかしいと、改めて勇気づけられた次第です。

<コメント>
どう探してもみつからなかったボールペンが出てきたのが、博士の講演
当日だったというのもご縁ですね。「宇宙無限力の活用」にも往年の名調子で名高い活動写真(無声映画)弁士の徳川無声氏の逸話が紹介されています。戦後のことだそうですが、氏がしばしば博士のお宅を訪れていたそうです。その最初の訪問の時、医院から博士が戻ってみると客間で氏が大声で騒いでいる。座ろうとした客間の座布団の端に何か白い筒が出ているのでつまみ出してみたら、なんと自宅で三日前から見えなくなっていた愛用のパイプだったとのこと。SIさんのボールペンも無声氏のパイプも時空間を超えて出現したのでしょうか。

狭心症の症状が改善、鼻の中のポリープも消滅

旧掲示板にSさんが何度か書き込んでいただいた体験談です。

<自在力を偶然手に取り>~2015年11月の投稿

先月より狭心症を患い、どうしたものかと苦しんでいたのですが、10年ほど前に偶然購入した「自在力―呼吸とイメージの力で人生が思いのままになる」をいまさらながら紐解き、宇宙の無限力が全身に満ちた、細胞が若返った、と念じながらしたところ、4日ほどで(1日5回ほど、2日目は10回ほど、3日目は15回ほどと増えていき)半月以上悩んでいた胸の苦しみが取れました!
個人的には横になってするのが一番やりやすかったです。最初こそは意識的にやっていたのですが、慣れると心とは別に体がやってくれるようで不思議な感じになります

<鼻の中のポリープが全滅> 2016年7月29日の投稿

4ヶ月ほど前に酷い鼻づまりのため耳鼻科にいき、カメラで内部を調べたところポリープが6箇所も発見され、手術しないと取れないと言われました。
そこで狭心症を克服したときと同様に調息法を試みたところ、なんと昨日新たに検査したところポリープが全滅していました。ドクターからは「ありえない」と言われました。

狭心症、鼻のポリープと二度の奇跡をもたらしてくれたので、今度は胃の不調の回復を念じているところです。
自分の場合、吸息時には「宇宙の無限の力が丹田に収められた。そして全身に満ち渡った。」
このときは、宇宙の無限力を緑色の粒子を伴った光が丹田に納まり、吐息時には患部から離れる際に赤い光になって出て行くイメージをしています。なぜ緑色なのか自分でもわかりませんが一番ピシっと来るんです。時間帯は夜10時ごろです、無限力が降りてくるイメージが明るいといまいちつかみにくいです。

姿勢はやはり仰向けでやっているので完全な調息法とはいきません。座ったままだと重力のせいなのか、丹田に納められた無限力がうまく全身に回らないイメージなのです。

また、数ヵ月後あたりに効果を書いてみたいと思います。

<コメント>
「慣れると心とは別に体がやってくれるようで不思議な感じ」というのは、かなり自然体で正心調息法を実践できているようですね。鼻のポリープ解消の体験も素晴らしい。宇宙無限力を取り込む時のイメージは人によって様々ですが、色と絡めるのも一つの方法でしょう。その時の色は「一番ピシっと来る」ものがベストでしょう。
実践する時の姿勢は、博士は基本的に座位を奨めています。仰臥でするのは病気等で身体を起こせない等で止むを得ない場合、としていますが、この辺は各人のやり易い方でやるのもベターかなとは思います。

■自分の周囲をハートで包む  札幌在住のNさんからの体験談  2020年12月メールにて

こんにちは。短めに体験談をシェアさせてくださいませ。

二週間前から毎日呼吸法25回を続け、最初は自分の願いだけを念じていました。日が経つにつれ慣れてきて心の余裕が出てきたのでしょうか、わたしの友人たちの身体の症状についてフォーカスし始めるようになりました。

そして、これは私のオリジナルですが、25回終了後、自分と友人たちの身体にピンクの花びらを吹きこみ、さらにハートで各人の身体を包み込みます。また自分の家、実家、隣人、よく立ち寄るお店をハートで包み込んでしまいます。わたしが恍惚状態の時は、わたしが住んでいる地域、日本、大好きなアメリカ、そして地球を包みます。

これはまだ続けて一週間ですが、徐々に相手の色が見えてきました。オーラというものなのかどうかよくわかりませんが、緑がかった黒やグレー。

昨夜、友人と話したのですが、長年患っていたアレルギー性鼻炎の症状が軽くなってきたと言っていました。また熟睡できるようになった知り合いもいます。

最後に。
この呼吸法を実践していると、涙が出てきて号泣することがあります。ハートが熱ーくなり、ジワーとした感じが湧き上がります。これがもしかしたら「慈愛」というものでしょうか。わたしのエゴの願いなんかわすれてしまいます。

半信半疑ではじめましたが、これからも毎日続けます。趣味で描いている絵や書の線も変わってきました。

[追信]

たびたびすみません。
今、知り合いから「歯茎の水泡が消えた」と連絡がありました。先週末から念じていました。あー よかった!

この呼吸法、やはり凄いですね。鳥肌が立ちます。

<コメント> 
Nさんからは年末に札幌講習会のお問合せをいただきました。諸事情で2020年には設定できず、2021年も今の所目途が立っていません。ということでNさんはまだ講習会を受講されたことはなく、博士の著書を読まれただけで、これだけの効果を出されています。講習会でも話していますが、基本的なやり方は知っていた方が良いにしても、完璧さを求めるよりは、自分が理解した範囲で構わないので、信じ切って継続的にやり続ける、そちらの方が重要だということですね。

■「正心調息法 忘れたころに叶ってる」 HYさんの1999年11月の投稿

塩谷先生のお話に触れたのは、まずビデオでした。YTさんというお名前からして縁起の良い方から送られて来たのです。ヤマハホールのご講演のビデオでした。

彼女はお友達に誘われて、ヤマハホールでの先生のお話を直にお聞きし、感動して、透析生活を送っている私にもこれを聞かせてやりたいと、手配して下さったのです。それまでにもたびたび良い情報をいただいていたので早速拝見し、なんとも不思議な気持ちになりました。

とにかく見よう見まねで始め、平成十一年の初めには柿内先生のご指導も受けました。それでも最初はなにも起こらないような気がして、やっぱり透析患者は呼吸力が非常に落ちているので無理なのかなあと、寂しい思いをしたりしました。

それが何時の間にか、周囲の人達が少しづつ入れ替わるように感じで、まず人間環境がとても温かみのある、居心地の良いものになってきたのです。「これって大断言のせいかしら。」そう思うと面白くなり、なんとなくサンタクロースを待つ子供のような気分でやるようになってきました。そのせいでしょうか、春も終わるころにはようやく気が付いたのでした。

「えっ、何に」って。つまり今日念じた言葉が明日目の前に出てくるというふうではないのですが、一つ、また一つと小さな問題を片付けながらたどっていくと、ある時ふと「あれ、これは三ヶ月前に正心調息法で念じた願望が叶ったってことじゃない。ステキ、ステキ」と忘れたころに喜べるようになっているようなのです。天災は忘れたころに云々はイヤですけど、「正心調息法 忘れたころに叶ってる」、これは嬉しいですね。

一例をあげますと、人工透析で生きていると、さまざまな障害が次々にでてくるものですが、その中に絶え間ない皮膚トラブルがあります。私の場合、額と鼻の横の目立つところに大きくて固いイボができ、それこそ治せそうなことは片っ端からセッセとやったのですがダメ。それどころか大きくなってくるし、痛み痒みもあり、まことに始末が悪い。そうこうあるうちに、なんとなくある友人に電話シタクナッタノデス。その電話の中でシミ取りに良く効く化粧水の話が始まって、お値段も安いので奨められるままにそれを使いだしたのです。するとどうでしょう。イボがほろほろと皮をおとし小さくなり、ほとんどわからなくなったではではありませんか。十年近く苦しんだなんて、嘘のようです。

これが一番簡単な実例。その他の何項目は、ちょうど玉突きの玉の動きにも似た複雑怪奇な経路をたどって、ゴール到着となっています。

透析人生も十二年目の現在、クリアチニン値も十一から八・五に下がり、ほかのデータも良い水準を維持し、しかも他の人たちとは逆により良くなれる状態にある。心から塩谷先生と正心調息法に感謝です。

[投稿者後記]
ほんとにささやかな雑感のような書き方で申しわけありません。現在、習いたてのパソコンを使って清書を、などと思ったもので、手間どったのです。でも介護者なしの透析ライフ、それも毎日五時間は透析そのものに使う状態で、パソコンを習う余剰エネルギーをひねりだせるようになったのも、大元は「正心調息法」に発しているように思います。 心から御礼申し上げます。

<コメント>
クレアチニン値が十一から八・五に下がるということは、人工透析を余儀なくされている方にとって奇跡的と言ってよい大変な成果だそうです。八・五ということは、当時の透析開始の基準値を下回ったことになるようです。透析開始の基準は、今では男女別になっていたりと、もっと慎重に設定されているようでは有ります。正心調息法でクレアチニン基準値を下回るようにできるとすると、透析患者の方々にも朗報になりますね。